今回は、ニューヨーク・マンハッタンからナイアガラの滝まで「車」で行く方法・その体験談を書いていきたいと思います。
経由地のオススメスポットや宿泊ホテル、旅行にかかった費用なども細かく載せています。
ドライブ好きな方はぜひチャレンジしてみてください。
ナイアガラの滝までの距離と走行時間
マンハッタンからナイアガラの滝までは、距離でいうと約400マイル(約650km)。
休憩なしでひたすら車で走り続けると、約6時間〜8時間ほどかかります。
深夜帯などに出発しない限り、普段はマンハッタン・ニュージャージー付近を抜けるまで混雑が予想されるので、予定する際は8時間ぐらいかかると見積もっておいたほうが良いでしょう。
全体ルートの解説
今回は下記のルートで旅行をしました。
行きはビンガムトンで一泊し、帰りはバッファローとオールバニーに泊まり、二泊かけて帰りました。
体験談【宿泊ホテル・オススメグルメスポットあり】
ここからは、実際の体験談を写真付きで綴っていきます。
個人的には波瀾万丈ではありましたがとても良い旅になったと思っています。
1日目:出発【土砂降り】
平日金曜日の夜18:00に出発。
夫の仕事(在宅勤務)が終わって速攻家を出ました。
この日はマンハッタン・ニュージャージーは土砂降りの雨。
写真ではわかりづらいですが、かなり大粒の雨で窓ガラスに叩きつけるほどでした。
1日目の夜ご飯
マンハッタンの渋滞を抜けてニュージャージーで夜ご飯。
「Cho Cho San Noodle House」という中華料理店で麻婆豆腐を注文。
夫は、小籠包とラーメンを注文。特に小籠包が美味でした。
ひたすら走る
20:00に中華料理店から出発。
この時間でもまだ明るいです。
大雨の中、走ること3時間。
Binghamton(ビンガムトン)に到着しました。
夜遅くということもあり、今日はホテル代を奮発せずに安めのビジホへ泊まります。
1日目の宿泊ホテル
一泊100$のホテル「Confort Inn Binghamton I-81」です。
サイトの写真は綺麗ですが、実際はまぁまぁボロいです。
(この後アクシデントがあり、疲れ果てて写真を一枚も撮っていません。。)
フロントから鍵をもらい、早めに就寝しようと思いながら4階にある部屋へ向かうと、
「あれ?カードキーが反応しない。。」
廊下ですれ違った宿泊者にも使い方などヘルプしてもらいましたがどうやらカードキーに問題があるらしい。
再度1階にあるフロントまで戻り、カードキーを新しいものに交換してもらうことに。
やれやれと思い、部屋に戻り今度は問題なく入室できました。
しかしここでもトラブルが。。
「え?なにこの水溜り。。」
ベッドのすぐ近くの床(カーペット)に大きな水溜りが。
今日は土砂降りの雨だったのでどうやら雨漏りのよう。天井からポタポタと水が落ちてきます。。
ということで、フロントに電話をして、再度1階に行きルームチェンジのお願いをしました。
フロントスタッフも謝ってはいましたが、どうやらよくあることのようでかなり対応もスムーズ。
新しいルームキーをもらい(同じ4階の別の部屋)、今度こそ大丈夫だろうか・・とドキドキしながら部屋に向かっている最中、驚いたことに先ほどの雨漏りの部屋に入ろうとしているゲストが。
スタッフが新たにゲストを割り当てたようです。
雨漏りなんてお構いなし!ということでしょうか。
さすがアメリカ・・・
カルチャーショックを受けつつも、この日はもう夜も遅くヘトヘトだったので、シャワーを浴びてすぐ就寝しました。
2日目:ナイアガラの滝観光【雨のち曇り】
8:00 出発
朝食なしのプランにしていたので、近くのスタバで軽食を買って出発。
ナイアガラに行く前に、ガラス美術館に寄る予定です。
この日も、朝は雨が降っていました。
9:30 コーニングガラス美術館
ガラス美術館に到着。
ここは穴場スポットなのでお客さんもまばらで全てスムーズに鑑賞できるのでオススメです。
車で行く人にしか寄れない場所なので、ぜひ検討してみて下さい。
ガラスで作られた様々なアートが展示されています。
お客さんも少ないのでかなりゆったり鑑賞できますよ。
普通に半日すぎるくらいの展示ボリュームですので、足早に周り2時間ほどで出発しました。
ガラスのアクセサリーやコップが作れる体験などもあるので、また時間がある際に訪れたいスポットです。
12:00 マウントモリスでお昼ご飯
コーニングガラス美術館から1時間ほど走り、マウントモリスというエリアでお昼ご飯を食べました。
The boriken restaurant というプエルトリコ(多分)料理のお店です。
Mofongo Rellenosというマッシュポテトの中に、チキンやビーフ、シーフードなど好きな具を詰め込んだ伝統料理をいただきました。
マンゴージュース
Mofongo Rellenos
私は赤いソースの方、唐揚げが入ったものをいただきましたが、上に3つ乗っていますが実は中に8個ほど唐揚げが埋まっています。
何も知らずに頼んだのでボリュームにびっくりしました。
味はとっても美味しかったのですが、夫と「一つで良かったね・・」と言いながら泣く泣く残して去りました。
ちなみにアメリカでは持ち帰り文化もありますので、BOXにして食べ残しを持って帰ることも可能です。
今回はこのままナイアガラの滝に向かう予定でしたのでやめました。
13:00〜 ひたすら走る
雨も止み、お腹も満たされ、あとはひたすらナイアガラに向けて走るのみ。
このあたりは牛や馬が柵なしで放牧されていてとても気持ちよさそうでした。
段々と青空が見えてきました!
15:00 ナイアガラの滝に到着
州立公園の駐車場は満車だったため近くの大型パーキングに停めることにしました。
駐車料金は30$!州立公園の駐車場は10$なので、こちらはかなり高い。。
車を停めて、公園に入るとすぐにナイアガラの滝が見えてきます!
こんなに間近で滝の落ちる瞬間を見ることができます。
曇りではありましたがかなり満足しました。
この日は遊覧船などには乗らず、ゆっくりと散歩しながら滝を様々な角度から楽しみました。
19:00 夜ご飯
今日泊まるホテルがある、バッファローのエリアで夜ご飯です。
ナイアガラの滝からバッファローまでは1時間半ほど。
地元で超人気なブルワリーのお店「britesmithbrewing」に来ました。
すでに店内は二階も含め満席。テラス席なら比較的すぐに案内できるとのことで30分待ってテラス席へ。
5月末に訪れたのですが、ヒーターもありちょうど良い気候で良かったです。
ここではピザとバッファローチキン、そしてビールを堪能。
どれもとても美味しいです。
帰りの運転は私が交代するということで、夫はビールを。長旅の運転後だったので嬉しそうでした。
いい感じにお腹も満たされたので、ホテルへ。
▼おまけ
実はブルワリーに行く前に、こちらにも寄ろうかなと考えていました。
バッファローといえばバッファローチキンの発祥地。
地元で有名なDuff'sというお店です。
カナダやニューヨークの各所にもチェーン展開しているお店ですが美味しいと評判のお店。
お店の前まで来ましたが、ブルワリーから席が空いたとの知らせが来たので、こちらは諦めました。
また次回、来る際に寄りたいと思います。
2日目の宿泊ホテル
2日目は奮発して、1泊300$するお部屋を予約。
REIKARTHOUSEという非常に綺麗なホテルです。入り口から高級ホテル感漂います。
フロントの待合スペースです。バニラの香りが漂っていてとても癒される空間でした。
下記は、公式HPのルーム写真になりますが、実際も掃除が行き届いた非常に綺麗なお部屋でした。
2日間の疲れを癒すには最高のホテルです。
3日目:ナイアガラの滝観光(2回目)【晴天】
前日の夜に、このまま帰るか、もう一度ナイアガラの滝を見に行くか夫婦で検討しました。
その結果、「晴れみたいだしもう一回行こうか!」ということになり2度目のナイアガラの滝が決定。
9:00 出発&朝ごはん
ホテルでBOXモーニングをオーダーし、車で向かいながら朝食。
ヨーグルト・シリアルバー・マフィンバーガーというシンプルな組み合わせです。
ナイアガラの滝出発
今日は快晴!
ナイアガラの滝に向かうまでも綺麗な景色が続きます。
端から見える広大な川。
9:30に州立公園へ到着したもののこの時間で、すでに州立公園の駐車場は満車。。恐るべし観光地。
ちなみに、州立公園の駐車場は24時間停められるそうで早朝から停めて朝日を観にくる観光客もいるらしいです。
(車中泊や連日続けての駐車は禁止みたいなので行く方はご注意を。)
周辺には、施設のパーキングがたくさんあるので困りませんが値段は高めです。
上記のパーキングエリアは25$でした。
しかしこちらも埋まっていたため、たまたま通りがかった小さなパーキングに駐車。
看板には「25$」と書いてありましたが、受付のお姉さんは「20$でいいよ」とのこと。
そして20$払ったレシートを見るとそこには「30$」という表記が。
・・・適当!!!
結果、謎に20$で済んだのでラッキーではありましたが。
ちなみに車内のものを盗まれたりなどもなく、至って普通のパーキングでした。
ナイアガラの滝到着
州立公園の入り口です。
今日は天気も良いので、地元の人も来てそうな・・
ランニングしたり、ワンちゃんを連れてお散歩したり。
昨日と同じスポットにやってきました!
なんと・・・虹が出ています!!
ナイアガラの滝は、天気が良いとこのように虹が見えることがあるそうです。
昨日も絶景!と思いましたがやはり晴れの日は格別ですね。
ナイアガラ観光については別の記事で詳しく書いていますので、ご興味ある方はこちらもご覧ください。
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ナイアガラの滝 観光【アメリカ側のオススメスポットを紹介します】
続きを見る
14:30 帰り途中、ナイアガラにあるカジノへ
ナイアガラの滝の観光が終わり、ここから帰路へ。
途中、SENEVA NAIAGARAというホテル併設のカジノへお邪魔しました。
旅行代金を稼ぐぞー!と意気込んだもののものの30分ほどで200$消えました。。
まぁこれも思い出ということで長いせずに退散。
18:30 夜ご飯
ホテルへ向かう途中にあるシラキュースという街で夜ご飯を食べることに。
DINOSAUR BAR-B-QUEという肉料理屋へ。
(後から気づきましたが、マンハッタン付近にも3店舗構えていました。)
こちらも満席で約30分待って席へ。
ドドーンと銀プレートに料理が盛られています。
ひたすら肉をがっつく。
そしてこのお肉が、めちゃめちゃ柔らかい。。
とっても美味しいのでアメリカに来て肉が食べたい!という方はぜひ訪れてみてください。
22:00 3日目の宿泊ホテル
夜ご飯を食べたシラキュースの街から車で2時間。
オールバニーというエリアにある「Hotel Trilogy」というヒルトン系列のホテルに宿泊。
1泊124$です。
割とお安い値段にも関わらず、ホテルは外装も内装もかなり綺麗でした。
日本にある切れ目なビジネスホテルといった感じでしょうか。
コスパ的には非常に良いホテルだと思います。
待合スペースもとても綺麗。
快晴のナイアガラの滝、美味しいご飯、損したカジノ含め、非常に良い1日となりました。
4日目:ニューヨーク最大のアウトレットモールへ【晴天】
9:00 シラキュース出発
5/31は「メモリアルデー」です。至る所にアメリカの国旗が掲げられています。
その風景を眺めながら出発。
11:30 ウッドベリーコモンアウトレットに到着
大型駐車場に停めてショッピングスタート。
ニューヨーク州最大のアウトレットモールなこともあり、全部回るだけでもかなりハード。
12:30 お昼ご飯
軽くお店を一周して、フードコードでお昼ご飯。
あまりお腹も空いていなかったので、マクドナルドでハンバーガーを一つとコーラを。
スポーツ用品を中心にいくつか購入して、15:00ごろにアウトレットを出発。
16:00 マンハッタンに到着
今日もとても良い天気。
ニュージャージー側を眺めながら窓を全開にしてドライブ。
ジョージワシントンブリッジに、普段は掲げられていない特大のアメリカ国旗が。
晴れた空に、アメリカの国旗が映えます。
17:00 夜ご飯
お昼が軽めだったので、早めの夜ご飯。
夫婦揃って大好きなラーメン屋さん「TABETOMO」へ。
ニューヨークでは珍しいつけ麺も販売していて、ニンニクたっぷりのガツンとくる味です。
お腹も満たされ、今回の旅は終了。
今回の旅行でかかった費用
今回かかった旅行費用は総額で、1,628$でした。(日本円で約18万円)
内訳は下記の通りです。
名目 | 金額 | 備考(端数切り捨て) |
宿泊費 | 558$ | 1泊目:106$ 2泊目:328$ 3泊目:124$ |
食費 | 333$ | 1日目: 68$(夜) 2日目:9$/48$/68$(朝・昼・夜) 3日目:15$/65$(朝・夜) 4日目:12$/48$(昼・夜) |
娯楽費1 | 100$ | ナイアガラの滝観光 50$(遊覧船)/50$(駐車場2回分) |
娯楽費2 | 240$ | コーニング美術館40$・カジノ200$ |
娯楽費3 | 300$ | アウトレットショッピング |
ガソリン代 | 97$ | 4回分 |
娯楽費のアウトレットやカジノなどに行かなければ、500ドルほど安くなりますね。
なのでナイアガラの滝観光だけであれば、1000ドル以下で観光できるでしょう。
まとめ
初日は大雨でどうなることやらと思いましたが、天気の違うナイアガラの滝の景色や、美味しいご飯に出会うことができ大満足の旅でした。
ドライブ旅は、街ごとの風景の変化やご当地グルメ、穴場スポットなどにも巡れるので運転好きの方にはもってこいです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
皆さんも安全で良い旅を!
ナイアガラの滝の観光については、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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ナイアガラの滝 観光【アメリカ側のオススメスポットを紹介します】
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